インナーチャイルドを抱きしめて、今の私を抱きしめて。

自分の中に、小さい時の自分を感じたことはあるだろうか?

私はこれまで一度もなかった。

小さい時の自分が今こうして大人になってしまってるから、もう失われてしまったものなのだと思っていた。

小さい頃、本にも、テレビにも、すっと入り込んでその世界を生きることのできた想像力と集中力。
それを失ってしまったと気づいた時に、私は全て失ってしまったと思っていた。

小さい頃、ナルニア国物語を読んで衝撃を受けたことがある。
4人兄弟がナルニア国にいって、その世界の王にまでなるというのに、シリーズが進むにつれ、彼らはどんどんナルニアとの関係が薄れていく。
最後には長女の子が「あぁ、昔そういう想像の遊びをしたわね。」といって、すっかり忘れてしまうのだ。
女王としてその世界にいたにも関わらずに。

私はその子に怒りを感じた。
選ばれて世界を救ったのに、なぜ忘れてしまえるのだ!
私はそんなふうに絶対にならない。
なるものか。
なるはずがない。

それがどうだろう。
失ってしまった。

映画も舞台も、完全に外側からみてる。
「こういう場合はどんでん返しでしょ?」
「あー、こういうセリフで泣かせにきたんだ。」
「そろそろクライマックスだもんね。」

舞台は見に行かなくなった。

小説に至っては読めなくなってしまった。

映画はほとんどSFやアクションものに限られた。

子供の頃の自分、未来にあふれていた自分を失ってしまったとおもったから。

先日、コーチの助けを借りて自分と向き合う機会を得た。

で、小さい頃の自分をもう一度、外側から見つめた。

私は親にとってのスーパーいい子ちゃんをやり遂げながらも、踏ん張っていた。

文章を書いてた。
小説を書いてた。
自由である世界を手放さなかった。

平凡が一番が口ぐせの親の元で、夢を見ることもやめてなかった。

叶わなかったとしても、やりたいことを思い描くことだけはやめなかった。

そういう子供の自分をもう一度見つけた時に、
私の中にもまだ、ちゃんとそういう部分があると気づいた。

私は所詮こんな人生、と言いながらもがいてきた。
諦めてしまえば楽なのに、いつももがいてきた。
なにかもっと自分は違う人生を送りたかったのに、って諦められなかった。

もがいてただけに思っていて、無駄なことをしてる気もしたけど違う。

私は夢を持ってた。
自由に生きることを諦めてなかった。

子供の頃の私が死守したものを、ちゃんと受け取っていた。

そんな私を、見つけた時に涙が止まらなかった。
なんて強い魂なんだろう。
世界の全てを親に握られてきてその期待に応えながら、それでも何1つ諦めなかった私。

タイムマシンがあったら、飛んでいって抱きしめたくなった。
ありがとうと、
そして、大好きで、胸がいっぱいだった。

その自分が生き抜いて、今日の私があると初めて気づいた。

インナーチャイルドって言葉自体は昔から知っていたけど、そんなに大したことないと思ってたし、子供の頃の自分なんて今の自分に関係ないって。

でも、インナーチャイルドに涙するぐらいちゃんと受け止めて、愛して上げたら、自分が、変わった気がした。

あの魂に胸を張れる自分でいたいと思った。
そして、その魂をちゃんと持って生き抜きたいと思った。

私であることを誇りに思って、
私は私の名前で生きていこう。
あの魂を持って、、生き抜いていこう。

今、私はふたつの魂を抱きしめて生きている。

via PressSync

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蒼(あおい)

蒼(あおい)

【灯台ブロガー】 ●接客業を11年半やって、2018年5月31日で会社員を卒業しました! ●かつての私のように人生って暗闇だよねって思っている人に、灯台のように、北極星のように、そっと道を照らしてあげられる文章を書いて生きていきたい。 twitter:@yazumi_aoi