5年振りに帰ってきた街の変わらぬ風景。私は変わったかと問う。

旧居の鍵引渡しに向かう電車内にて。

私が引っ越した街は、私が初めて一人暮らしをした街である。
だから勝手知ったる、というところがあって新鮮さはあまり無い。

よく行っていた家族経営のローソンにいったら、店員さんが年をとっていてハッとしたり、おじいちゃんとおばあちゃんが営んでいた小さな魚屋さんがあったところに、オートロックの真新しいアパートが立ってると、時の流れを痛感する。
けれど、概ね何も変わらない、と言っていいぐらい変わらない。

川が近い。
今日駅に行く時に、自転車で5年振りに川べりを走ったが全く変わっていなかった。
ちょっと傾いて川にせり出している木とか、海っぽい匂いとか。

この川べりを走っている時は常に憂鬱だった、と思い出す。
最初に勤めた会社はシフト制で昼夜逆転が当たり前。
みんなが家に集っている、、と思われる明かりをみながら、出勤する時は何やら絶望的な気持ちになったものだ。
高級マンションができた時には、「私は生涯こんな所には住めない」と走りながら悲しくなっていた。

仕事を辞めて半年無職の時に、運動がてら川べりをウォーキングしていたのだけど、だんだん状況に追い込まれて、流れる川をみながら暗い気持ちで、絶望してたこともある。

なんでこんな暗い思い出の街に帰ってきたの?と不思議に思う人もいるかもしれない。

でも、私はこの街が好きなのだ。
生活環境が整っている。
どこにでも自由にでかけていける。
海にも電車にちょっと乗ればいける。
映画館も行こうと思ったら5館ぐらいあるし。
図書館とカフェは近くにないのがざんねんだけど。

何よりも相方の家が近い。
自転車で30分くらい。

前は相方に頼りきりで、それこそ精神不安定で夜中に泣きながら電話をして、相方が駆けつけるなんて、こともよくあった。

今度は頼って、頼られてみたいになりたい。

私はあの時とは違う!
変わった!

と胸を張れる生活を、この街で過ごしたい。

via PressSync

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蒼(あおい)

蒼(あおい)

【灯台ブロガー】 ●接客業を11年半やって、2018年5月31日で会社員を卒業しました! ●かつての私のように人生って暗闇だよねって思っている人に、灯台のように、北極星のように、そっと道を照らしてあげられる文章を書いて生きていきたい。 twitter:@yazumi_aoi