怒りでもいい、心を揺さぶられるような何かがほしい。

心を揺さぶられるような、何かがない。

そんな言葉が心の中から浮かび上がってきた。

「いや、今自分的に落ち込んでる時期だからじゃない?」
繰り返し起きる、ハイとロウな日常を知っているもう一人の私が冷めたセリフを投げてくる。
「そのうち、またなんかハイになって、人生楽しいみたいになるでしょ。」

否定できないけど・・・否定できないけどさぁ。
それでもなお、心を揺さぶられるような何かがないって、悲しくないか。
私は考える。

心を揺さぶられるような何かがないんじゃなくて、心が動かない可能性だってある。
何事も淡々と受け止め、淡々と流していく、そういう習慣がみについているのではないか。

違うと思えば、違うと切り込んでいく怒りのエネルギーみたいなものが、若いころは常にあった。
ゆえに、気に入らない相手とは真っ向から対立し、大概との上の人とはもめた。
高校を卒業してからネットで日記を書き始めた。
ブログに移行する前から、そういう正義の怒りみたいなものが、ふつふつとあった。
ブログ以前のものはもうないが、初期のブログはまだ残っているのでたまに読む。
恥ずかしけど、おもしろい。
私から失われたパワーみたいなものが、びしびしと伝わってくる。

好きな言葉があって。
いまは国民的なドラマになってしまいつつある「相棒」の主人公、杉下右京さんの言葉。
確か・・SEASON2の時。
右京さんが、当時の相棒の薫ちゃんに自分は本来争いを好まない人間なのだ、と前置きをしていう。

「売られた喧嘩は買います。そして、必ず勝ちます!」

オリジナルのセリフはちょっと違うかもしれない。
このセリフが昔座右の銘みたいになってた時がある。

理不尽なこと、納得いかないことは、勝つまでやめるものかと、歯を食いしばっていた。
ただ接客業だったので、お客さん相手には・・・やりませんでしたよ、もちろん。
あ、1回あったかな。
「刑務所入ってたんだから、追加料金払えるか!殺しに行くぞ!」
と電話で言われた時。
「結構です。お越しください。ただお越しいただいても、こちらの電話でお話したとおりのお話をさせていただくと思います。」
死ぬ可能性よりも、怒りが上回るって恐ろしいもんだ・・・。
結局その人は来店しなくて、私は今日も生きている。

話がずれたが、怒りがパワーで文章を書いていた時代があった。
その頃が100%素晴らしいとはさすがに思わない。
でも、あの時と同じぐらいのパワーは自分の中にもうないのだろうか?と探す日々が続いている。

怒りでもいい、心を揺さぶられるような何かがほしい。

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蒼(あおい)

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【真夜中のブロガー】 ●小さいころから自分が書いた文章で生きていきたいと思う会社員(接客業10年以上) ●実生活では本当の自分をだせず、ネット弁慶だったことから、大好きなblogで当時のファン友達を失うという大失敗を経て、それでもなお、文章で自分を表現すること、人に喜んでもらえるようなものを書きたいと挑戦中!! ●接客業を通しての仕事観、日々の雑感などを中心にほぼ毎日更新中。 ●夢は小さいころから変わらず本を出すこと!「何か語らないときっと後悔する」っていうサブタイトル通り、時代に爪痕を残せる人間になります!よろしくお願いします!! twitter:@yazumi_aoi
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