「人材」という言葉
木材みたいな感じで、組織を作る時の材料みたいなもの。
部品が壊れたら、新しいものを変えればいい。
耐久性とコスパが大事。
私の勝手なイメージ。
古い組織の考え方みたいな?
長く働いて、その会社の中の法律で生きていけるように。
歯車に徹して生きていけることのできるメンタルに、気づいたらなっているみたいな。
「優秀な人材」っていうのは、たぶんその会社によって違うんだろうと思う。
安い給料で、長時間労働を黙々とできる人材かもしれないし、
営業成績がめちゃくちゃよくて、会社の売り上げに貢献する人かもしれない。
対して「人財」という言葉があると昔習った。
組織に属する人を、財産と考えていくのだと。
そのために制度を作り、人を育てていくのだ!みたいな。
それを昔は素晴らしいなぁと思ったけれど、今はふと思う。
組織の中の「人財」って隠し財産みたいなイメージ。
本当にすごい財宝が埋もれていて、社外に出ればもっと輝くのに!みたいなこともあると思うし、
人財だと思っていたら、宝箱は空っぽだった、社内でしか通用しない人、みたいなこともあると思う。
いや、落ちはないんですけどね、この話。
ただぼんやりと思っていて。
確かにたくさんの人数が集まったら組織が必要で、統制が必要になる。
絶対的な指揮命令系統みたいなものがないと、無理なのかもしれません。
前に安藤美冬さんが、本で書いていたけれど「ルパン3世的ワークスタイル」っていうのが私も理想かな。
「で、次に狙うお宝なんだけどもよ~」
「おもしろそうだな。」
「拙者も助太刀いたそう。」
「分け前は1:9、もちろん私が9ね!(ハート)」
かどうかはともかく、一つのプロジェクトに得意技持ち寄っていくスタイルに変わるんじゃないかな~。
ってか、少なくとも私は面白いし、こっちが「人財」じゃないかな~と思ったり。
声をかけたら集まってくれるのも、その人の財産だし、
声をかけられるのも、その人の財産だし。
「人財」ってそういう時に使うほうがしっくりくるんじゃないかな~。
別に、大仰なスキルとかいらなくて。
その人と一緒に何かやりたいかどうか、みたいな魅力すら財産だと思う。
自分を磨いて、財産磨いて、いろんな人といろんなことできる自分でありたい。
文中で紹介した安藤美冬さんの本▼