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先日、相方と一緒に『レディー・プレイヤー1』を見てきた。
本当は上映開始と同時に見に行きたかったけれど、前職を退職する、家を探す、などを長時間労働をしながら行っていて精根尽き果てたのだ。レンタルしてみればいいや、ってあきらめた。

でも、とある出来事があったので、なんとしても映画館でみたかった。
とある出来事にふれた記事はこちら▼

そして今週の水曜日、映画館にようやく見に行くことができた。
ガンダムがメカゴジラと戦う予告編にもわくわくしていたが、本当にありとあらゆるキャラクターがでてきたのには驚いた。
どれほどの交渉が積み重なって、出来上がった映画なのだろうか。

『レディー・プレイヤー1』は、実はストーリー的にはそれほど目新しいことはやっていない。
ものすごく王道の作品だと思う。
きっとちょっと引いた目でみたら、「はいはい、どうせ正義が勝つんでしょ?」みたいな感じになるかもしれない。
でも、最後に終わるまで私はものすごく集中して引き込まれてみていた。
映画館の空調が止まっていたから、全身汗でびっしょりだとエンドロールがでるまで気が付かないくらいに。

王道の作品だから見てほしい、そう思う作品だ。
そして見たら、絶対に心が熱くなる。
特にクライマックス近くに起きる戦いは胸が熱くなる。
予告編でやったメカゴジラvsガンダムも熱いが、それよりももっと感動するシーンがあるのだ。
世界は「善」であふれてる!!って。

『レディー・プレイヤー1』のあらすじを簡単にまとめる

この映画の舞台は、「オアシス」という仮想現実世界だ。
現実世界は荒廃し、政治も機能不全。
みんなは仮想現実のオアシスの世界に生きている。
そんな時代だ。

そのオアシスの開発者、ハリデーが死ぬ間際に「鍵を隠した、見つけたものにオアシスの権利を譲る!」と発表した。
今もその鍵を探しているプレーヤーを「ガンター」と呼び、主人公のパーシヴァル(現実ではウェイド)もその一人だ。

彼も最初は現実逃避したプレーヤーの一人で、「誰とも組まない」を公言している。
その彼が、アルテミス(現実ではサマンサ)と出会うこと、最初の鍵を手にしたことで運命が動き始める。
オアシスを買収して乗っ取ることをたくらむ、巨大企業の社長ソレントと戦いながら、成長していく。

いろんな感想を書きたいが、とりあえず心に残った場面の感想を一つ書く。
もしも、もしもまだこれから映画館で見る予定の人がいるならば、ここから先は見ないでもらいたい。
結構肝心な場面のネタバレになるからだ。

大丈夫?

書いちゃうよ?

 

 

 

世界中の名もなき人たちがかけよってくるシーンに、胸が熱くなる

物語の後半、最後のカギを手に入れる挑戦の場を、ソレントが強力なバリアを貼って封鎖してしまう。
ソレントは莫大な金をつぎ込んで設備投資をし、無尽蔵に動ける兵隊、シクサーズを抱えている。
対して、主人公のパーシヴァル側は、ゲーム内で鍵を手にして「TOP5」と呼ばれる上位メンバー5人だけ。

挑戦の場を前にして、パーシヴァルが全オアシスプレーヤーに呼びかけるシーンがある。
セリフは全く覚えていないのだけれど、とにかく名演説だ。
「ソレントはオアシスを奪おうとしている、今こそみんなの力をあわせて戦おう!!」
正直に言うと、ちょっとセリフがくさくて、「アメリカ的だな~」って思った。

演説が終わった後、数秒、静かだ。
広大な荒野にパーシヴァルと、仲間だけ。
敵のソレントがそれを見下ろして、ニヤリとして背を向ける。
でも、ふと何か違和感を感じる。

画面は何も変わっていないのに、何かが聞こえる気がするのだ。
その音がだんだん大きくなるにつれ地平線がどんどん膨らんでくる。

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

という地響きと叫びとともに、世界中のオアシスプレーヤーが突進してくるのだ。

このシーンには猛烈に胸が熱くなった。

プレーヤーはただの個人だ。
きっと現実では、今日、明日の食べ物に困るような環境かもしれない。
オアシスにいれこんで、全財産つぎ込んで破産寸前の人もいるだろう。
幼い子供もいるかもしれないし、老人もいるかもしれない。
オアシスの鍵探しなんてどうでもよい人もいるかもしれないし、「TOP5」にあこがれていただけの人もいるかもしれない。

オアシスでは「死ぬ=リセット」。
リセットされても、戻ってくることはできるけれど、装備などは全部なくなってしまう。
自分が愛をこめて、お金をかけてカスタマイズしたものを全て失う。
リスクしかない戦場にやってきたいなんて、普通は思わない。

でもプレーヤーは、自分たちの意志で戦場にかけてくるのだ。
突き動かされるように、全身で叫びながら戦いに突撃してくる。

ソレントには「シクサーズ」という企業戦士たちがいる。
彼らはゲームオーバーしても、次の端末に乗り換えてすぐ復活できる。
リセットされても彼らは次の装備に乗り換えるだけで、リスクはない。

でもそんな彼らが、どんどん押される。
押されるというよりも、気圧される、という感じだろうか。

心を動かされて自分たちの意志で戦場に来たプレーヤーと、給料のための企業戦士。
気合が違うのだ。

世界中の人がかけつけてくるシーンには、私の心を動かすパワーがある。

昔からこういうシーンには弱い。
似たシーンの作品で、私のお気に入りの作品を2つ紹介させてほしい。

『ウルトラマンティガ』の最終回「輝ける者たちへ」

闇の化身、ガタノゾーアを前に光を失ったウルトラマンティガは石化し、海底に沈んでいた。
解決作戦を実行するも、それも失敗。大人たちは絶望する。
その時に、子供たちが「ティガ!」と叫ぶとその周りに光が立ち上り、ティガのもとへと光は飛んでいく。

世界中の子供たちが光になってウルトラマンに満ちていくシーン。
それを「大勢の子供たちがわ~~っと光の中をかけてくる」という映像で表現している。
当時中学1年生だった私の心に、強い感動をもたらした場面だ。

細田守監督の『サマーウォーズ』のクライマックス

この映画の舞台も仮想世界である。「OZ」という。
この世界ではOZは人々の生活そのもので、買い物やゲームだけでなく、行政システムなどにも組み込まれている。
OZなくしては、世界は成り立たないのだ。
しかし、その世界をある日ハッキングしてめちゃくちゃにする人工知能「ラブマシーン」に乗っ取られてしまう。
ラブマシーンはアカウントを奪い続け4億近いアカウントを手中におさめる。
そしてラブマシーンは、衛星をどこかの核施設に落下させるという行為に及ぶ。

それに立ち向かうのが主人公の健二と主人公が憧れる夏希先輩とその一族の陣内家の人たちだ。
ラブマシーンがゲーム好きだと知って、一族のアカウントをかけて「花札(こいこい)で勝負を挑むのだ。

最初はアカウントを半分近く取り戻すも、一瞬のスキをつかれて、アカウントをラブマシーンに取り換えされる。
掛金代わりの手持ちのアカウントが足りなくなり、もうだめだ!!!と絶望にかられる。

その時アカウントの数字が1つ増える。
ドイツの男の子が「僕のアカウントを使ってください。」というのだ。
その子をきっかけに、まだアカウントを奪われていなかった人たちが集まってくる。
空間に収まりきらないぐらいの、アバターたちがどんどん膨れ上がっていく。
そして彼らはいう、「僕たちのアバターを使ってください。大切な家族を守って!」と。

あまりに感動しすぎて、映画館で4回見た映画である。
(その手前の栄おばあちゃんの手紙では号泣するし、最高の映画だ、見てほしい。)

世界に応える自分でありたい 世界に呼びかける自分でありたい

今の社会は暗いニュースばかりだ。
巨大な権力で、何かをねじ伏せる世界だ。
現実では大国が経済制裁をちらつかせて、小国を従えてきたという歴史もある。
大政党が力で次々と法律を作り替えていく。
ネットの世界でもそうだ。
誰かをたたき始める津波が、たった一人の人生をあっという間に奪い去る。
正しいとあげる声よりも「真実っぽい嘘」「正義っぽい思想」が強い時代だ。

でもどこかで信じたい。
「みんなで世界をよくするために戦おう!!」という声に、応える世界を。
「誰かを守るために、僕も力を貸すよ。」と自発的に立ち上がる世界を。

いや、本当はこう信じたい。
「私は世界をよくするために立ち上がれる存在である。」
「誰かのために躊躇なく手を差し伸べる存在である。」
自分の中の光で満ちている部分を信じたいのだ。

そして「自分がいつか、呼びかける側にくる日が来る」という未来を信じたい。

今日紹介した作品に興味を持ったらこちらから!

『レディー・プレイヤー1』の公式サイト▼

『レディー・プレイヤー1』の予告編▼

『レディープレイヤー1』のソングアルバム▼(名曲ぞろいでテンションあがる!!)

『ウルトラマンティガ』▼

『サマーウォーズ』▼

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この記事を書いた人

蒼(あおい)

蒼(あおい)

【灯台ブロガー】
●接客業を11年半やって、2018年5月31日で会社員を卒業しました!
●かつての私のように人生って暗闇だよねって思っている人に、灯台のように、北極星のように、そっと道を照らしてあげられる文章を書いて生きていきたい。

twitter:@yazumi_aoi

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