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会社員をやめてから、心と頭にアンテナがたったのか「お金」について学ぶ機会が増えた。
いろんな人から直接お話を聞いたり、本を読んだり。
そうすると、みんな同じ事を教えてくれる。

「お金を追いかけないほど、豊かになる」
「お金は世界に圧倒的にある」
「お金はツールだ。」

こちらとしては、まだまだ心にブレーキがある。
「え、お金があるってほんとですか?」
「追いかけないほど豊かになるって、超金持ちの発想ではないのですか?」
みたいな。

でも、この「お金」というタイトルがついた本はどうだろう。
新しいテクノロジーや経済の仕組みの話が続き、頭がくらくらする。
でも読み続けると行きつくゴールは、私が繰り返し聞いてきた話と同じだった。

「お金」は単なる「道具」である

という内容で、この本は締めくくられる。

「ミレニアル世代」は信頼という価値にお金をかける

この本を読んで私も一応、「ミレニアル世代」の走りらしいことをしった。
(1980年代以降の生まれ、ということだから、ぎりぎり入っている)
この世代は「欠けているものを満たしたい」という欲求はないのだそうだ。
「家買ったるぜ!」とか「車がステータス」とか「出世こそ男の本懐!」とか、そういう欲求を満たすことで人生は満たされない。
物質的なもの、権威的なものに価値を求めない。

若者はお金を使わないというけれど、それは古臭いのだ。
不動産とか、車とか、昭和すぎる指標で、我々にはあってない。
「給料があがりにくい」とか「非正規労働者が多くてそんなゆとりがない」とか、そういう側面もあると思う。
でも、今話題なのが「ミニマリスト」で、ものを持たない事なのだ。
「物を持つこと」に興味がない。
物を持ちすぎた上の世代が断捨離ブームにのったが、そもそも「持たない」っていう発想でミレニアル。

価値観が違う。

そんな若者が何にお金を使っているかというと。
例えば、スマホゲームに課金。
うちの弟もいまだに「ポケモンGO」をやり続けているが、躊躇なく拡張にお金を使っていた。

Youtuberのヒカキンさんが、自身のチャンネルで「募金しようぜ」っていえば、募金金額ががつーんっと集まる。

ゆうこすさんが、旅先で商品を紹介する動画をあげて販売すると、即座に売れる・・とか。

ポケモンGOがおもしろいゲームである信頼、
ヒカキンさんやゆうこすさんの言動への信頼、
そういうものにはお金を使うことに疑念がない。

60代半ばのうちの親、「貯金いのち」「老後の資産設計に人生かけた」という人種から見たら発狂して死ぬんじゃないかと思う。

「そんな何も残らないものにお金を使うなんて!」「考えなしめ」って罵倒されるだろう。

「加速する人類の進化」をアニメで体験してきた

「加速する人類の進化」という章で語られることには既視感があった。

エストニアが電子国家を目指しているという話を読むと、「あぁ、サマーウォーズのOzの世界のことかなぁ~」って思う。
VRなどの拡張によって仮想現実も進化し、現実と呼べるものが複数存在する、「レディープレイヤー1とかのことかな?」
脳をコンピューターとつないで、となると「攻殻機動隊」であったり「マトリックス」の世界だと、理解できる。

それが幸福に描かれているかどうかはともかくとして、私たちはすでにその世界を知っている。
そういう世界での「通貨」というものは、もはや国なんて関係ない全世界共通になるかもしれない。
逆に「国家」や「経済圏」が確立され過ぎて余計に対立が強まるかもしれない。

そういう時代を私が死ぬまでの間になるのだとしたら、体験して死にたい。
お金の話とは関係なく、この章にはワクワクしてしまった。

「お金」は単なる「道具」である

お金、というとネガティブなイメージが出てくると思います。
私は「お金=なくなる=飢える=死ぬ」みたいな図式だったり「お金=自分の人生を削り取って得る対価」みたいなイメージしかない。

でもそういうネガティブなイメージを持っていると、「格差」が生じた時にスケープゴートを袋叩きにする。
会社の社長が芸能人と付き合うと、「金目当てか!」「浮かれてんな!」っていったり。
一国の大臣が高級スーツを仕立てると「税金を無駄遣いすんな!」っていったり。

袋叩きにして、相手を叩き潰したら、次のスケープゴートを見つけるだけで生産性はない。
その昔、「国が不景気になったら戦争する」で解決していたものだが、それを外に向けないで今、一個人に向けるようになっている。
人類はやっていることは全然変わっていないのだ。

この本では「格差」は仕組みとして必ず生まれるので、それをなくすのではなく社会全体を活気を持つ方法へ考えるのが建設的といいます。
私たちはお金と感情を切り離して考えないと、この問題は解決しないと。

「お金」は単なる「道具」である。
「お金」にまつわる常識も、どんどん変わっていくのだと。

この本では「お金は特別なもの」だと思う世代は、私たちが最後だと書かれている。
明日生まれてくる子、いや、すでにビットコインが存在していてネットワークが当たり前に普及している時代に生きている子供は、
どんな「お金」の価値を作ってくれるのだろう。

そして、私はその世界についていくことができるだろうか。
年を取ればとるほど、人間の価値観はさびついていってついていけなくなるのだから。

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この記事を書いた人

蒼(あおい)

蒼(あおい)

【灯台ブロガー】
●接客業を11年半やって、2018年5月31日で会社員を卒業しました!
●かつての私のように人生って暗闇だよねって思っている人に、灯台のように、北極星のように、そっと道を照らしてあげられる文章を書いて生きていきたい。

twitter:@yazumi_aoi

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