私は人の好き嫌いが割とはっきりしている方だと思っていた。
「初対面の人は全員敵だと思ってるでしょ?」っていわれたこともあるぐらい警戒心も強い。
あの人は苦手、この人は怖い、そういう人が人生に多かった。
ところがその割に、一度かかわってしまうと私はどれほど苦手でも距離を置くことが得意ではない。
なんだかあの人とは性格が合わないとか、
どうしてもあの人の言動で傷ついてしまうとか、
そういうことが起きると、無意識に言い聞かせてしまう。
「いや、根は悪い人じゃないんだよ。」
「そういうことを思う、私がよくないんだ。」
そして、ずるずると望まぬ人間関係が続いていく。
でも、もうそういうのはやめることにした。
自分がしんどい人間関係は、どんどん断捨離していけばいいのだ。
自分が苦しい人間関係は卒業して、そこに新しい人間関係を作っていくのだ
苦手な人がぐいぐいかかわってくる日々
苦手な人がいる。
とらわれているから、ということが理由だと思うが、妙にその人が目の前に現れてくる。
そのたびに「あぁ~もう嫌だ!!」と思う気持ちと「いやいや、根は悪い人ではない。そう思う私の心が狭いのだ」という葛藤が起きる。
これがものすごくストレスで、1日もやもやしてしまう。
なんとかかかわらないように手を尽くすんだけど、全然成果がでていない。
むしろ、ぐいぐい積極的に私のフィールドに入ってくる。
「私、あなたが嫌いなんです!」っていえないし、「ってか、私の心が狭いだけかも。」と葛藤がまたはじまる。
そんな日々を実は過ごしている。
適応性×調和性は人の間口が広い
悩みを抱えているとき、こんなツイートに出会った。
「適応性」x「調和性」上位だと、人に対しても間口が広く、いろんな人に自分を合わせられる。
一方、一旦つながりができてしまうと、関係性を切ることが難しい。
だからこそ、最初が肝心。
「この人はちょっと…」と思ったら、勇気を持って遠ざかろう。#ストレングスファインダー #適応性 #調和性
— 知識 茂雄 (@s_chishiki) July 30, 2018
目からうろこだった、と同時に、すっと楽になった。
そうか、間口が広いのか。
だから、自分と会わない人が目の前に現れても「いいよ、なんとかあわせるよ」って受け入れてたのか~と。
この特性は接客業をしているうえでは非常に生きて、多少難ありのお客さんにも対応できていたのだと思う。
でも、プライベートにまで持ち込む必要はないのだ、と気づかされた。
相手と波風立てたくないわけで、一度つながってしまうと望まない人間関係を続けてしまうなんて。
第一印象で「ちょっとな」って思った人とは、もう二度とつきあわない
「この人はちょっと苦手」っていう自分の感覚にもっと敏感になっていいのだ。
関係が始まる前に遠ざかってしまえばいいのだ。
全力ダッシュでだっていいだろう。
そうか、それでいいのか!
もっといえば、今まで「ちょっと苦手」と思いながら続けてきた人間関係だって終わらせてもいいのだと思う。
調和性があるので、波風たてるのに多大な勇気がいるけれど。
ちょっと苦手、という人に割いていた心のスペースをもっとほかのことに使おう。
まずはつながっているものを、静かにフェードアウトからだ。