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「警視庁機動捜査隊216」には、最近CSのチャンネルの一つ「TBSチャンネル1」で放送されていて出会った。
沢口靖子さんが主演のドラマ。
大好きな女優さんなので、うれしくて見はじめた。

普通の2時間ドラマと違うので、ぐっとひきこまれてしまった。
2時間サスペンスや、普通の刑事ドラマでは描かれることのない「機動捜査隊」。
警視庁や、県警の捜査一課であることが多い。
街を流して、現場に最初に駆けつける危険な職務である、機動捜査隊が描かれるのは、この作品以外知らない。
24時間のシフト勤務の中で、彼らが出会う一つ一つの事件や人が、最後に全てつながる瞬間。
そのクライマックスに、毎回心打たれる。

紹介しよう。

警視庁機動捜査隊216のおもしろさは、点在する人々が一つにつながるドラマである

2時間サスペンスや、刑事もののドラマの主人公は、警視庁や県警の「捜査一課」であることが多い。
一つの事件が起き、彼らが捜査にのりだすと、関係者が殺されたりしてドラマが進んでいく。
機動捜査隊はその職務上、そういうドラマストーリーは難しい。
彼らの持ち場は「街」だから。
24時間のシフトの中で、「街」を車でパトロールする。
彼らは事件があれば、その場所に駆けつけ、事件の初動捜査を行う。
関係者に事件の聞き取りをし、周囲の聞き込みをし、まだ事件の犯人がいるかもしれない現場近くで、犯人や証拠品などを探す。
非常に危険な職務であり、拳銃の所持が義務付けられているほど。
(普通の刑事さんと言われる人たちは、拳銃を常時携帯することはありません。)

にもかかわらず、担当の部署の人たちがやってくると「じゃ、ごくろうさん」とけんもほろろな対応をされる。
(実際にそういう縄張り意識的なものがあるかはわかりませんが、劇中はいつもそう)

彼らはまた、街のパトロール戻る。

そしてまた、次の事件に出会い、初動捜査を行って、街へ戻って、そうやってドラマは繰り返される。

殺人事件があって、傷害事件があって、子供が行方不明になって、家出少女がいて。
そのたびに、彼らにかかわる事件が増えていく。

その事件にかかわった人が徐々につながっていき、クライマックスへ向かって走っていく。
一つ一つの事件の背景がわかるたびに、切ない気持ちになる。
なんともいえず、ひきこまれるドラマなのです。

このドラマにかかわってくる人物は、名前の表記とともに冒頭、全員が映し出される。
そしてそこにかぶせるように、主人公のナレーションが入る。

私たちはまだ知らない。
これからの24時間で、お互いの人生が深く交錯することを。

このセリフが、このドラマのすべてを表現している。

主人公の沢村舞子の内面が知りたくなるドラマだ

沢口靖子さんが演じる役は、はつらつとしているイメージがある。
事件に猪突猛進だけど、仲間と和気あいあいと笑顔で働いているイメージだ。
例えば「科捜研の女」である榊マリコを思い浮かべてもらえればわかるだろう。

でも、今回演じている沢村舞子は違う。
同じ部署の人間からは慕われているけれど、あまり微笑むこともない。
関わる他の部署にも味方はいない。
疎まれたり、嫌味をいわれたりしても、彼女はニコリともせず「街に、戻ります。」と告げる。
事件に疑問があると、捜査本部に口を出して嫌がられたりもするけれど、彼女は気になることは追い求める。
捜査一課にいたころの、なごりだろうか。

かつて、捜査一課で働いてた彼女にはつらい過去がある。
刃物を逃走した犯人を追いかけているときに、赤ん坊をつれた母親と犯人が鉢合わせしてしまう。
撃つぞ!と銃を構えて警告するも、犯人は赤ん坊をかばった母親を刺してしまう。
犯人を射殺したものの、「判断が遅れたのではないか」とマスコミにたたかれ、一時は自宅から外に出ることもできず、食事も喉を通らなかった。

「あの人、あの拳銃発砲の」という陰口をたたかれたりしても、彼女は表情を変えることもないし反応もしない。

そういう過去がある彼女が、なぜ拳銃を常時携帯する職場にいるのだろう。
事件を追い続ける職場ではなく、街を流しす部署にどんな思いをいるのだろう。
考え始めると、本当に深い役柄で、沢口靖子さんが演じる役柄の中でも大好きな役の一つだ。

リアルなシーンが多く、刑事ドラマの中でも違った角度で楽しめる

このドラマはリアルさが伝わってくる。
冒頭に必ず機動捜査隊についてのナレーションがあって、その特殊な部署であることを知ることができる。
シフトが朝9時から、翌朝9時までのシフト制であること、食事休憩も本部でとるなどのシーンが描かれる。
装備も特殊警棒を使うシーンなんて、刑事ドラマにはあまりない。
逃げる車を追いかける時に、ちゃんと「そこの車止まりなさい!」って呼びかけるシーンも、刑事ドラマではあまり見かけない。

初動捜査の報告を無線をし、引継ぎをするために書類を記入する。
そういう細かいシーンを楽しめるのも、このドラマを楽しめるポイントだ。

本当のところはどうなのかわからないのだけれど、当番制でご飯を作る、そのごはんがとてもおいしそうなのがいい。

最新作が2018年6月放映、まだ続くといいな

最近2時間サスペンスは、地上波でほとんど放映されることがない。
その枠はあったとしても、バラエティに負けることがある。
だから好きになった2時間サスペンスを再放送で知って調べると、もう何年も作られていない、なんてことがある。

にもかかわらず、このドラマは2018年6月に最新作が作られている。
ぜひ、もっともっと作ってほしい。

このドラマの人間模様は、それだけ奥深いのだ。

警視庁機動捜査隊216をもっと知りたい方はこちら▼

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この記事を書いた人

蒼(あおい)

蒼(あおい)

【灯台ブロガー】
●接客業を11年半やって、2018年5月31日で会社員を卒業しました!
●かつての私のように人生って暗闇だよねって思っている人に、灯台のように、北極星のように、そっと道を照らしてあげられる文章を書いて生きていきたい。

twitter:@yazumi_aoi

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