広告

書店のレジで働いています。
毎日売れ筋の本をガンガン売ることもあるけれど、興味深い1冊を売ることもあります。

付録がメインの雑誌ってすごく売れるんですね。
ブランド付録のパワーをひしひしと感じています。
宝島社さん、すごいな。

本屋のレジで面白いのはやはり、「本との出会い」
絶対に自分が手に取らないものとの、接点はやはりおもしろいです。

今日もいろんな本と出会いました。

今日気になった2冊

「奇跡の本屋をつくりたい くすみ書房のオヤジが残したもの」久住邦晴

本屋さんを訪れるのは好きです。
好きですが、なんだかんだ大型店にばかりいってしまっている。
というか、街の本屋さんに出会わなくなってますよね。

実家の商店街に「けやき書房」という小さな本屋さんがあり、お母さんと息子さんがお二人で経営されていました。
学校関係のものは全部揃っているし、定期購読も受け付けてくれていました。
地域の行事にもしっかり関わっていらして、子供からするとちょっとうるさい店主、的な感じで苦手でしたが。
でも、今思うとよく子供のことを見てくださっていたんだろうな、と思います。
本、文房具、駄菓子、店先にガチャガチャとゲーム機。
まだあったら、たまゲーで有野課長にきてほしかった。

そう、けやき書房は、もう閉店してしまったのです。

この本で紹介されているくすみ書房さんも、もうこの世にはないお店です。
北海道にあった書店で、どうやったら本が売れるかと攻めていたお店だなぁという印象です。
この本は買おうと思っていて、ほしいものリストに書き留めました。

くすみ書房さんのことはこちら▼

「ヤクザの幹部をやめて、うどん店はじめました。」 廣末登

なかなかのインパクトの本でした。
レジで出会ったとき、バーコードよませたあと、思わず帯の文読んじゃったもんね。
「極道歴30年」「泣く子も黙る武闘派組織」とか、興味がわかないはずがありません。

その日のうちに、どこの棚にあるのかチェックしに行きました。

人生で一度だけはっきりと「その筋の方」というのに出会ったことがあります。
新宿のお店で働いているとき、着物を着て、周りに、あきらかに怖い感じの若い衆をつれて歩いている常連さんが。
何事か!!と思ったけれど、周りのスタッフさんは全然気にもとめません。
「よくくる常連さんです。」
怖すぎるだろ、新宿!!って思ったんですがスタッフさんたちいわく。
「あぁいう方々は、堅気の方には迷惑かけたりしないから。普通のお客さんよりよっぽど優しい」
とのこと。
クレーマーだけじゃなくて、普通のクレームも常軌を逸している方が多かった場所で、一番優しいのが「その筋の方」ってきいて、なんだか普通の人が一番怖いんじゃないか、と思ったりしてしまいました。

もちろん私の思い出はいい出会いなんだと思いますけど。
なんだかそのことを思い出してしまいました。

「更生を願っています」っていうのは簡単だし、よく聞くけれど。
そんなに「更生」しやすい社会じゃないですよね。
というか、普通に生きていて「学校やめる」とか「会社やめる」とかすら、アウトな風潮はまだあるわけで。

そういう中を「うどん」にかけて生きていこうとしている、ノンフィクション。
読んでみたいです。

今日はこのへんで。

このブログが気に入ったらいいね ! をお願いします。
更新情報をお知らせします。

Twitter で

広告

この記事を書いた人

蒼(あおい)

蒼(あおい)

【灯台ブロガー】
●接客業を11年半やって、2018年5月31日で会社員を卒業しました!
●かつての私のように人生って暗闇だよねって思っている人に、灯台のように、北極星のように、そっと道を照らしてあげられる文章を書いて生きていきたい。

twitter:@yazumi_aoi

広告