ビリーフリセット協会の、ビリーフ診断を受けた。今は5日間のメール講座を読んでいる。
予想もしないところから、トドメを刺される。
「異質ビリーフ」
他の愛情失望とか、欠乏とかのビリーフは意識してたけど、忘れてたけど、すごく大きいのこれ。
私には「みんなと力を合わせて」みたいな学校生活いきいきやってた人には、数限りないほどエピソードがありそうな、思い出がない。
部活もサークルも続けたことがないし、
クラス行事も「がんばろ!」よりも「しんどい、、、めんどくさい」が強かった。
合唱祭、文化祭、体育祭とかもそうで、練習に時間が割かれるのも嫌だったし、結果に泣いたりしてる人をシニカルに、冷ややかに見ていた。
私からしたら、精神的に1度も輪に入れてないのにも関わらず、さも一緒にがんばってます!をやらされて、ほんとにうんざり、、という感じだった。
それはずっと続いて、4社転職をしたけれど、1度も「この会社は私の居場所!頑張ってくぞ!」と思ったことがなかった。
社内のどこに移動しても、会社を変わっても、常に外側からシニカルに見ていた。
そこには多分別のビリーフ的なものも入っているけれど、上司の親身なアドバイスに見えるものには、必ず向こうの都合が隠れていて、本音はわからないと警戒して近づかなかった。
組織の中では輪の外にいるから、構わないで欲しいと思っていたし、今も思っている。
プライベートに目を向けると、それはもっとはっきりしていて、私は長く続いている人付き合いが、ほとんどない。
ネットでつながっている、というのはあるけれど積極的に付き合うことは無い。輪の外にいた人間からすると、同窓会の誘いは恐怖でしかないし、20代の頃に大体断り尽くして、今は連絡もない。会社関係もそうで、ほとんどつながりがない。
ひとつのシーズンが終わったら、全部捨てて次に行く感じ。
情はあるけれど、やがて薄れて終わっていくものだと思っているので、繋いでいくこともしない。
そういうわけで、私は常に集団の外側を生きている。
そのきっかけはまちがいなく、親の価値観の中で生きることを強要されて、学校生活に不自由があったことだ。
限られたテレビ番組しかみることがかなわず、周りの子が話していることが理解できなかった。
ダウンタウン?ナインティナイン?
ドラゴンボールZ?スラムダンク?
ミスチルって誰?
ドラマの話?なんのはなし?
今流れている曲はなんなの?
日本語が理解できなかった。
みんなと話しを合わせるため、私は私なりに努力して埋めて行ったが、うまらなかった。
家でもそれは同じで。
親の価値観と私の価値観の差はおおきく、そこも真の意味で日本語が通じた気がしなかった。
ということを、異質ビリーフを読むまであんまり深く考えていなかった。
メールを読んで、衝撃をうけた。
長い長い子供時代に「日本語なのにわからない」をやりすぎて、「親に日本語通じもしない」も長すぎて、いつも孤独だと思っているのかーって。
インナーチャイルドは、「あなたの価値観でいいんだよ。」といっても受け入れることもなく、今日も冷たいまなざしで私を見返す。
「だから?そうやってやってるでしょ?一人で本を読んで生きてるから。別の世界にはいけるんで、どうぞ放っておいてください」
と。
最近、このビリーフ講座を読んで私は親にならなくていいのかもなーと思う。
昔は「私のような子供時代なぞ決して過ごさせぬ!」と息巻いて子育てする気でいたけれど、今は子供を育てなくていいと思う。
だって、インナーチャイルドは、私を冷ややかに見てるんですよ。
それをある日、子供に向けられたら。
自分が親とおなじような親になってたら、って考えただけでも恐ろしい。
うちの親みたいに「反抗するのは子供がまちがってるから」ぐらいの心臓に毛が生えた勘違い人間になったら別なんでしょうけど。
私は、私自身を冷ややかに「異質」だと思って見てるうちは、親になんてなりたくない。
そんな気持ちを「異質ビリーフ」に刺されて、奴の刺客ステルス度合いか強すぎて、血が止まらない。
via PressSync