仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVERーあなたが心の中で呼ぶライダーの名前は

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ツレヅリストの蒼です、こんばんは。

突然ですが、この感想はネタバレありです。
初日にネットで暴露された「あのキャストが!」みたいな衝撃はないと思うのですが、ストーリーには言及するので、年末年始の楽しみに映画を見に行くぜ!という人は、見終わってから読んでください。

クリスマスの25日、そして次の26日に「仮面ライダ-平成ジェネレーションズFOREVER」をみてきた。
公開初日にネットで壮大なネタバレがあった。
そのネタバレをみないで映画に行った職場の同僚が熱いメッセージを語りまくってきたのだけれど(しかもネタバレをしないで)、私は初回
、それほど心が動かなかった。

理由は2つある。
結構致命的な理由であった。

「仮面ライダービルド」未見

なにしろ、ビルドをやっているときは心身が仕事で死んでたし、あと、全然特撮見ようっていう気分じゃなかった。
特撮から距離をおいている10年だった
なもんだから、おそらくビルドを知っていたら感動できるポジションが、完全にわからなかったのである。

グリスとローグがでてきたことに、戦兎と龍我がびっくりしていることの意味もわからなかった。
世界が作り変えられたとか知らないし、なんならグリスとローグがいかに本編で散ったのかも知らない。
だから、彼らが「ごく普通に、当たり前に、ライダーであること」への歓喜がなかった。
戦兎の数々の言葉にも、ピンとこない。
虚構であることを受け入れることを、本編を見ていたらより深くわかっただろうに。

2日目は完璧ではないが、ネットとYoutubeのちからを借りてある程度調べて見に行った。
・・・カズミンの脳内ダダ漏れトークを見てしまって、危うく「かっこいい!」と思う前に笑うところだったけど。

「仮面ライダー電王」も本編ほとんど未見

あれだよね、ネタバレがあったけれどやはり、見ると胸に来るものがあった・・・・はずなんだけど。
実は電王は、映画ぐらいしかちゃんと見てなくて、本編挫折してるんですよ。
・・・ウラタロスでてきたところ見たっけ?ぐらいのレベルで・・・。
なんていうか、電王=イマジン的なイメージできてしまったので。

「おぉ、佐藤健くんだ~ネタバレした通りで・・なんでウラタロス憑依なの?」という疑問が頭をよぎりまくり。
(後にインタビューとかで、なんでウラタロスなのかわかったけれど)

歌はねぇ・・・コンプリートするぐらいに聴き込んでたんですけど、本編の理解が足りないの。
特異点ってなんだったかしら?って言うレベル。

こうなってくると・・・結構核心的な部分が楽しめていない気がする。
なので初見は「あ、うん・・・え~と・・・」みたいな感じでした。

特撮に無関心だった時代をぬけつつある。

後半、一番盛り上がるときにピンチになった人達の前に順々に仮面ライダーが現れる。
子供が「エグゼイド!」「ゴースト!」って叫ぶと、しゅたんって現れる。

そのときに、自分が思ったことはちらっとこのブログに書いた▼

簡単に言うと、私は3.11のときに一度、ヒーローや特撮に絶望したのだ。
そのあと、私はもうのめりこめなかった。
本当はもっと前、2007年以降アイデンティティぐらいに大好きだった、特撮を憎んですらいたのだ。
憎しみの頂点は3.11。
そして憎しみに燃やし尽くされて荒れ地になった心に残ったのは「無関心」。
見もしない、ふれもしない。
ちょっと雪解けしたのが「トッキュウジャー」ぐらいかもしれない。
それでも、近づかなかった。

毎年ライダーや戦隊や放映を続けていくし、ウルトラシリーズだってたくさんの方面に伸びているのに。
視界に入れすらしなかったし、近づかなかった。
近づけなかった。
もう憎むの疲れるから。

ヒーローになりたい側だった自分を、否定された気がした

ついでにいうと、私は小さい頃から「ヒーローを呼ぶ側」じゃなくて「ヒーローになりたい側」だった。
だから、「ライダーはいる!」というアタルの言葉がわかる気がするんだけど、「そうじゃないんだよなぁ」という思いが心の中に呼び起こされた。

私はピンチのときに「助けて、仮面ライダー!」と呼びたいんじゃなくて、自分で変身して戦いたい側だった。
というか、いつかそうなると私は子供の時信じていた。
ちゃんと時が来たら、変身できるようになると。

確かに私は「ライダーはいる」というアタルの心は理解できる。
「いた」ことにまちがいはない。
私は彼らの隣に生きていたし、彼らの存在を心から信じて大人になった。
(ライダーだけじゃなく、戦隊、ウルトラなどの数えきれないヒーローの背中を見て大人になった)

だからこの映画のメッセージも共感できる側にいるはずだったのだ。

でも、私は違うメッセージを映画から受け取った。
アタルが兄を救おうと立ち向かったときに。
ライダーを見てミーハーに喜んでいて「妄想が終わったら全部終わるから」と外側に居続けようとしたアタルが。
自ら立ち向かったときに。

彼はアナザー電王にされてしまうのだ。

・・なりたいと願ったら、偽物にしかなれない。

そういえば昔、龍騎に「英雄になろうとしたら、その時点で失格」っていう痛烈なセリフがあったっけ。

私がどれほどなりたいと願っても、それは偽物でしかなりえないのかなと。
なんだか絶望的なほどに突きつけられた気がして、複雑だった。

しかしそれでも、私は「ヒーローの名を呼ぶ」だろう

だが2回目に見たときに、私は1回目ほど絶望しなかった。
「ニセモノなのね」と思ったりはして、苦い笑いは浮かんだけれど。。

なんとなく、「ききたいセリフを聞けてるからいいか」という気持ちになったのだ。

それは昔、「ウルトラマンサーガ」でウルトラマンゼロが口にした言葉。
なぜ人を守るのかと問いかけられて、地球人に縁が薄そうな彼からでた言葉。

「別に理由なんてねえよ。ずっと昔からそうやってきた! ただ、それだけ の事だ!!」

その言葉に得も知れぬ感動をした日を。

それと同じ言葉を、私とは縁が薄いグリスとローグがいってくれる。(多少みーたんっていってるけど)
「戦ってやるよ!」って。

そこに同じようにじんわりと心があたたまる気がしたのだ。

理屈じゃない。
ただこれが聞きたくなる気がするんだよねぇ。

戦ってやるよ、と言ってくれる人がいる。
守ってやるよ、と言ってくれる人がいる。

結局、そこが伝わってくればそれでいい気がするのだ、この映画。

どのライダーを呼ぶか、それが問題だ。

さて、私は誰を呼ぼうか。
追い詰められて、怪人に殺されそうになったら私はどのライダーを呼ぼうか。

最初のライダー、クウガか。(ユウスケのクウガも捨てがたい)
人生かけて必死にその世界を追い求めていた、龍騎か。(騎士か?いや殺されるかもしれないけど王蛇かも)
通りすがりの仮面ライダーを追いかけていたから、ディケイドか。
ゲイツ・・・という新星も捨てがたい。

と選んでしまうぐらい、考え出すと煩悩が先走るんですわ。

でも、本当に、誰を呼ぶんだろうなぁ。
かなり気になる。
ライダーじゃないかもしれないし、そもそもヒーローじゃないかもしれない。

みんなは誰を呼ぶんだろう。
決まってるのかな。

あなたの呼ぶライダーの名は?

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この記事を書いた人

蒼(あおい)

蒼(あおい)

【徒然と日常を綴るツレヅリスト/書店員】
●2018年5月31日、自分を大切にしない働き方をやめました。
●現在は書店員(料理・手芸など以外の実用・芸術担当)
●ご機嫌に毎日を過ごす方法にチャレンジしてます。

twitter:@yazumi_aoi
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