ツレヅリストの蒼です。
今日はお友達に誘っていただいて、渋谷にある森の図書室にいってきました。
渋谷の中にあんな隠れ家があるなんて、知らなくて。
飛ぶように時間は過ぎていくし。
書物がランダムに並べられている中から、思い出が直撃してきました。
またいって、ずっと本を読みながら1日過ごしたい。
森の図書室でランチをしつつ、本を読んできました。
お友達に誘っていただいた、森の図書室。
渋谷の道玄坂を登りきったビルの3階にあるのですが。
驚きすぎたので、写真忘れましたが、扉が二重扉になっていて。
会員さんはするっとはいれるみたいなのですが、非会員は中からあけてもらえないと入れません。
もうそれだけでテンション高め。
看板は写真とりました▼
お昼は、席料500円+コーヒーやジュースの飲み放題+トーストで1500円。
12-17時まで好きなだけいて本読み放題で、このお値段。
映画1本分のお値段で、ありとあらゆる本読んでいいんだぜ。
頼んだ「天空の城ラピュタのトースト」▼
肝心の店内はどうした?って思ったと思うのですが、感動しすぎて写真なんて忘れてましたわ。
あれがなつかしい、これが懐かしい、あれも読みたかった、あれは売ってた!って。
思い出が直撃してくれるんだもの
今は店頭で出会うこともない、そんな本に出会う大切な場所
自分も書店員ですから、重々承知しているのですが、書店で5年前の本なんてほとんどないんですね。
いや、3年前ですら危ういかもしれない。
それだけ新刊がでてくるので、限られたスペースとの戦い。
でも、たしかにこういう本がたくさんあったのです。
何点か紹介しますね。
生協の白石さん▼
軽妙な受け答えで、一躍有名になりましたよね。
私当時、大学生でしたから、自分の生協もあんなふうにおもしろいといいのにな~なんて思っていました。
同時期に書店でアルバイトをしていたので、あぁ、売っていたなぁと。
今読み返しても、味のある回答がたくさんあって。
リュウとケンはどっちが強いんですか?の回答に竜雷太と松平健の全盛期においては、って回答誰が思いつきます?
天才だよ、この人は!!
読みたくなりました。
電車男▼
もはや中古以外のリンクが見つけられませんでした。
これも社会現象になって、映画、ドラマ、演劇とさまざまに繰り広げられましたよね。
2chが殺伐としているといわれたなかで、生まれたハートフルな話。
なかなか読めなくて、ようやく手元に来た日の大学の授業が休講で。
あいた大教室で爆速で読んだ思い出があります。
映画化された当時、山田孝之ではかっこよすぎる!!と不満をいだいたのですが、勇者ヨシヒコなどを真顔でやれる彼を見ると、
あのキャスティングした人・・天才じゃないかと思う。
タイムリープ▼
電撃文庫になって、上下巻になっているのですが、私が読んだ時はハードカバーで。
そのハードカバーが森の図書室にあってですね、狂喜乱舞して、これだけは集中して読み終えてきました。
若松くん(主人公を助けてくれる頭脳明晰なクラスメート)が、死ぬほど好みです。
普段顔色ひとつ変えずに、我が道を行くタイプなのに、ちゃんと優しいとか。
なんですか、これ。
この手のキャラクターにはドハマリします。
ラノベで今も読み返したいぐらいハマったのは、十二国記(をラノベと分類するかはもはや難しい)とこのタイムリープ。
あれも売ってた、これも売ってた、とバイト時代の記憶がよみがえる
森の図書室のラインナップは、新刊というよりは、図書室らしくちょっと懐かしい本が多いのです。
だから、今リンクをこうしてはろうしても、見つからないような本があって。
それはちょうど、私が大学時代に書店でアルバイトしていた十数年前の本が見つかるわけです。
「下流社会」とか。
「ダレンシャン」とか。
ハリーポッターなんて声をからして店頭販売したなとか。
「へんないきもの」、今もまた「ざんねんないきもの」ブームだけど、繰り返してんなとか。
書店のアルバイトは楽しくて一生懸命どうやって売ろうか、考えてやってたなぁと。
当時は楽譜を担当していて、バイエルとか教材で売れるものを眺めて多く揃えたり。
バンドはバンプ・オブ・チキンが売れているから、多めに入れてみたり。
そういう意味では今も昔も変わらないのかもしれません。
森の図書室はオススメ。また絶対に行く!
森の図書室、記憶の直撃の用意をしてまた行きたい。
夜にお酒を飲みつつも最高だろうなぁ。
みなさまも、ぜひ。