「薬屋のひとりごと」が読みだしたら止まらなくなる面白さなんで、みんな読んだほうがいいよ。

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こんにちは、書店員の蒼です。
最近、書店員の方をTwitterでフォローさせていただいてて、いろいろ勉強させていただいているのですが。
ある日、ある方が「買ってしまった」とツイートしていたのが、今日紹介する「薬屋のひとりごと」。
さらに次の日には、もう8巻までまとめ買いしてしまった!というから!

この「薬屋のひとりごと」はコミカライズされていて、それを試し読みしたことがあるのですが。
その時も、面白いな~って気になっていたんですよねぇ。

で、私もやりましたわ。
1巻買った日に一気に読み、次の日には2巻を購入。
めちゃくちゃ面白い。

出てくる人たちが、表も裏もしっかりある。
私好みの、小さいストーリーが完結していくけど、実は大きいストーリーが!という展開でハッとする。
それでいて、地の文がドライな感じ。
登場人物たちにも、読み手の私達にも、一定の距離感があるのが、私にとって心地良い。

このまま、3巻、4巻、5巻・・・と買いたいところですが、もう今月も赤字になりそうで。
涙をのみましたわ、えぇ。

じゃあ、ちょっと紹介していきますね。

「薬屋のひとりごと」とは

「薬屋のひとりごと」はもともと「小説家になろう」というサイト、で連載されていたもの。
いわゆる“なろう系”の小説です。
作者は日向夏さん。2011年に連載され、一度単行本としてだされました。
私が購入したのは、2014年にヒーロー文庫でだされたもの。

中国っぽい世界の王宮で起きる事件を、主人公の、猫猫(マオマオ)が解き明かしていくもの。
猫猫の養父が薬師で、彼女もその知識が非常に豊富。
その知識を利用して謎解きをしていく。
ファンタジー?ミステリー?ちょっと・・・ラブ?な話です。

蒼がハマった「薬屋のひとりごと」のポイント

※なお、2巻までしか読んでいないので、3巻以降で覆されたり、新たな魅力が急浮上するかも。

1、猫猫のドライな観察的なものの見方が好き

いきなり、地味なポイントですみません。
私のものすごい偏見なのですが、ラノベって基本的にテンション高い。
というのが苦手でして。

それがこの文章は、全員に対して超ドライ。
猫猫が、出てくる人に対して向ける視線が、常に観察。
彼女は誰に対しても、心を大きく動かされない。
壬氏という宦官ににして絶世の美男子(男ですら押し倒したくなるっていうぐらいの)の人を見ても、心が動かない。
超ドライ。

そのドライな目線で、他の登場人物も描けるから、その人の酸いも甘いも淡々と見られる。
誰かを猛烈に憎むこともないし、猛烈に好きになることもない。
いやあ~あの人もさぁ、もっといいところあるんじゃないですかねぇ、って肩入れしたくなると
「そうですか、ならそう思えばよろしいんじゃないですか?」
って、それはもう網戸にカメムシついてました、ぐらいの冷たい目で猫猫に睨まれてしまう気がする。

猫猫は基本的に共感力0の人だと思う。
事実をありのままに言って、相手がどう思ってるとか考えない。
故に超誤解を生む。
(共感力0の人間嫌いなんじゃないんですか~と私の過去記事を読んだ人はツッコむと思うのですが、不思議なもんですね)

私は猫猫の切り捨て感に共感あるな。
「興味のある薬学なら覚えるけど、法律や歴史など学んでなんになる」っていう描写があるが、わかる。
微塵も興味ないわ、って思うものには脳みその容量は全く割かないから、私も。

でも別に猫猫は冷たいわけではなく、相手のことをきちんと思いやっている。
小さい子の相手もできるし、立場が低いものがきつい処罰をうけないよう手を回したり。

そういう、ちょっとツンデレ感がいいですな。

2、ちょいエロな話題がでてくる

なにか露骨にそういう描写があるわけではないのだが、ちょいちょいエロいシーンが出てくる。

舞台はまず、後宮である。
男は皇帝のみ。
あとは王妃たち、とそのお付きの女官、下女の花園。
男はあとは・・大事なものを切り落とされた宦官なんで、えぇ・・。

そんな世界なんで、恋愛はいびつになる、とサラッと書いてある。
夜に茂みのそばを歩くときはうっかり、覗き込んではいけない・・・らしい。

って書いてあったら、いろいろ想像するわけで(笑)

さらに猫猫の育った場所は、花街の中の娼館だ。
色ごとなんて、周りにあふれるから、彼女は「そういうの慣れてるんで」って淡々と夜の王妃教育とかしちゃう。
その内容は書かれてないのに、えらい内容を教えたらしいってところが描かれる描写は、もう最高に面白い。

隠されるほど、ライトに匂わされるほど、やっぱりエロって際立つよね(笑)

3巻以降マジで、めっちゃ買いたいんです

正直、お金があるなら大人買いしたいわけでして。
昔のように「日々の時間も健康もないけど、ボーナスはあるね」みたいな時代だったら、まとめ買いしてる。
(あ、でもその場合読む気力がないから、きっと積んだまま引っ越しのときに売っちゃうんだけどね)

いやぁもう、働きながら誘惑にめちゃくちゃかられてます。

「次はどんな事件なの?」
「あの人はどうなるの?」
「あの事件ってまだ解決してないよね?」
「恋、進展する?」

って気になって気になってしょうがないことが、あるわけですよ。
2巻になって、面白さが加速してるわけですから。
3巻以降が面白くないわけ無いでしょう!

さて、来月に3巻は買えますでしょうか。
買ったら、4巻まで買ってしまうんでしょうか。

次はネタバレありで、ちょっと1~2巻の感想を書きたいと思います(笑)

「薬屋のひとりごと」が気になった方はこちらをチェック

今回取り上げた本のご紹介です。

今回紹介した文庫はこちら▼

文庫1巻▼

コミカライズが2社からでておりまして

スクエアエニックスから(私が以前試し読みしたのがこちら)▼

小学館から▼

よかったら、ぜひ読んでみてください。

蛇足

個人的に書店員として、書籍紹介のアフィリエイトがネットオンリーというのは抵抗がありまして。
だって、自分の働く場所の首を締めているわけですから。

これまで書籍の紹介を避けてきたのは、上記の理由が大きかったです。
どうなんだろう、という葛藤が。

しかしながら、読者の利便性と購入のしやすさはネットがまさっています。
作者様応援の機会は多いほうがいい、ということでネット系を外すつもりはないです。

今後は書店で受け取り、支払いもできるリンク先も広げてご紹介していきます!

書店員だからこそ、書店も応援しつつ、自分の生活費稼げるように、なっていきたいと思ってます。
なにしろ、契約社員の書店員・・・最低賃金の時給制ですから。

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この記事を書いた人

蒼(あおい)

蒼(あおい)

【徒然と日常を綴るツレヅリスト/書店員】
●2018年5月31日、自分を大切にしない働き方をやめました。
●現在は書店員(料理・手芸など以外の実用・芸術担当)
●ご機嫌に毎日を過ごす方法にチャレンジしてます。

twitter:@yazumi_aoi
Instagram:@aoi_2re2re

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